肝斑治療で使う医薬品「トラネキサム酸」の効果と副作用を知りたい
肝斑の治療といえば、トラネキサム酸（トランサミン）の服用です。
抗炎症、抗アレルギー効果や止血作用があり、
医療の現場で長く使われている薬です。
このトラネキサム酸は、紫外線やホルモンの影響を受け、
メラノサイトが再生されるのを初期の段階でブロックします。
肝斑とシミになる前に抑えてくれる効果があるのです。
肝斑は女性ホルモンが影響してできるシミ。
妊娠、出産を経験した女性の３０代頃から少しずつ表れることや、避妊用ピルの服用がきっかけで肝斑が出現することもあります。
トラネキサム酸には一般的なシミだけでなく、女性ホルモンの影響で出来た肝斑にも効果がありますが、女性ホルモンに直接作用しているわけではありません。
トラネキサム酸を服用することで、女性ホルモンになにか問題が出来るのでは？
と心配される必要はないようです。
トラネキサム酸を継続して飲まなければ、メラノサイトが再生し、肝斑やシミが復活します。
ですが肝斑に限っては、女性ホルモンの影響が多いシミなので、５０代後半頃からホルモンの減少と共に消えていくことが多いようです。
その頃まで服用し続ける女性が多く、肝斑、シミ対策のスキンケアとのケアが大切です。
皮膚科や美容外科の処方では、トラネキサム酸（トランサミン）＋ビタミンCの処方が定着しています。
市販薬としては「トランシーノ」が有名ですが、
トランシーノのトランサミン含有量は１日分で７５０ｍｇ。
一方、医療機関で出された場合、トランサミン含有量は１日分で１５００ｍｇ。
ですから、市販薬では効果がなかなか実感できない、という女性も多いようです。
ビタミンＣと１５００ｍｇのトランサミンを、通常は１日３回服用することがほとんどです。
ビタミンＣとの飲みあわせで、肝斑とシミの効果がアップします。
ビタミンＣは就寝中の吸収が高いため、紫外線量の少ない夕飯後の服用がおすすめです。
トラネキサム酸は副作用の少ない医薬品だといわれていますが、
全く無いわけではありません。
トラネキサム酸を長期間服用すると、血液が固まりやすくなります。
そのため、脳梗塞や心筋梗塞、血栓性静脈などを引き起こす可能性があり、
２ヶ月以上の内服について、安全であるデーターが確立されていません。
・長期間飲み続ける場合は医師の指示に従うこと。
・ピルとの併用は避けること。
・他に服用している薬があれば医師に相談すること。
かならず医師の指示にしたがって服用してください。
トラネキサム酸（トランサミン）の効果がでるまでに、
早い人で１ヶ月～２ヶ月で効果が表れてくるそうです。
ですが、効果の高い医薬品は、どうしても副作用が付き物です。
女性ホルモンが減少する年齢まで毎日飲み続けるなんて、
ちょっと気が遠くなってしまいますよね・・・
ビタミンＣ配合の医薬品やサプリメントは、水溶性の成分のため、
そのほとんどが体内に排出されるので副作用はほぼありません。
それでも、飲みすぎることで胃腸障害を引き起こすこともあります。
やはり、安心して肝斑を消す方法はスキンケアでしかありません。
実は、肝斑は女性ホルモンの影響で出来るシミですが、
初期の肝斑・シミなら簡単な方法で消すことが出来ます。
私は肝斑もシミも、３０代の間にほぼすべて消すことが出来ました。
その方法はただ一つ・・・
過剰なスキンケアをやめて、化粧品を一つに減らしただけです。
トラネキサム酸を服用しようと皮膚科に行ったこともありましたが、
その皮膚科の先生がとても良心的なお医者様だったんです。
「トラネキサム酸は、ずっと飲み続けないといけない。
それより今のスキンケア方法を見直した方がお肌のためだよ」
とにかく摩擦を避け、お肌に触れないようにしました。
そして徹底した紫外線予防。
この２つだけで、肝斑もシミも３０代までに消えたんですよ。
私がこの治療中に使っていた化粧品はたった一つ。
完全無添加のオールインワン美容液です。
シミやたるみといったアンチエイジングにも効果がある上に、
オールインワン美容液だから他に何も着けなくてＯＫ。
摩擦が少なく、シンプルな方法でスキンケアができるんです。
しかもシミに効果のあるビタミンＣが、無添加で配合されています。
トラネキサム酸（トランサミン）を服用しようか悩んでいるなら、
私は、「やめたほうがいいんじゃない？」って思います。
もっと安心で安全な方法があるんですから！
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